パソコン トラブル 解決 掲示板 管理人の eddieです。
今回は、
「石油連盟」職員のパソコンがコンピューターウイルスに感染し、27,307人分の個人情報が流出したと発表した事件の全貌と、我々ができる対策について話します。
サイバー攻撃の標的に
石油連盟が、外部からのサイバー攻撃を受け事務局員
の PCが標的型メールによるコンピューターウイルス
に感染し、27,307人分の個人情報が流出した可能性
があることを明らかにした。
サイバー攻撃の「手口」
「医療費通知」を装った「標的型メール」が原因
とみられる。
被害状況
流出が確認された情報
「石油政策上の要望事項とその関連資料」
エネルギー政策、税制改正要望、
石油精製業強靭化要望等、外部に
対して公に表明してきた意見等
流出した可能性がある個人情報
「高効率給湯器導入支援補助金申請者」25,093件
(氏名、住所、電話番号、銀行口座番号など)
「広報アンケート当選者等」2,214件
(氏名、住所、電話番号など)
個人情報へのアクセスや外部送信は確認できていない
が、情報の一部はウイルス感染したパソコンに保管
されていたため、流出した可能性を否定できない。
石油連盟の対応
個人情報流出の可能性がある対象者に、文書での
お知らせと謝罪文を発送し、新たな情報が判明した
際には、随時ホームページ等で報告する。また、
メール開封時の対応の再徹底など職員教育の強化を
図り、セキュリティ対策も更に強化するとのこと。
日本年金機構の事件との関連性
日本年金機構が標的になったサイバー攻撃との関連
は現時点では不明であるが、感染の経緯が、年金者
情報の流出が発覚した日本年金機構のサイバー攻撃
事件と酷似しており、石油連盟の、ずさんな情報
管理体制や危機管理能力の無さが浮き彫りになった
と言えるであろう。
個人でのセキュリティ対策
先日の「日本年金機構」をはじめとする官公庁や、
業界団体、大学、企業などを標的とするサイバー
攻撃事件が相次いでいますが、これらの団体など
のセキュリティ体制が厳しくなってきているため、
我々「個人」のパソコンをウイルスに感染させる
ことにより、そのパソコンを中継点として利用し
周辺の団体などの情報を盗み出すという手口に
移行しつつあります。
また、我々個人の情報がサイバー攻撃によって盗み
出され、クレジットカードやネットバンキングが
不正利用されるという被害は、すでに多発しており
社会問題にもなっています。
では、我々はこれらのサイバー攻撃に対して、どの
ような対策をしていればいいのでしょうか?
「もっとも信頼のおけるセキュリティソフトを導入」
たったこれだけで、我々個人レベルでも十分に安心・
安全なパソコン環境を作ることが可能になります。
簡単ですが「官公庁が採用するぐらい信頼度の高い
セキュリティソフトを使用する」ということが重要
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