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英語プロンプトは本当に必要なのか
AIで画像を作ろうとしたとき、最初に感じる壁がある。海外のチュートリアルを見ると、流暢な英語で細かく指示を書いている。「これができないと、まともな画像は作れないのか」という不安だ。
結論から言う。2026年現在、アイキャッチ画像の生成に英語プロンプトは不要だ。少なくとも私の運用では、すべて日本語で完結している。そしてその品質は、英語で作っていた頃より明らかに上がった。

私がClaudeに渡しているプロンプトテンプレートの全文
私はブログ記事のアイキャッチをnano bananaで生成している。毎回手打ちするのではなく、Claudeに構造化されたテンプレートを渡し、記事ごとに自動生成させる仕組みを作っている。そのテンプレートが以下だ。
{
"model": "nano-banana-pro",
"n": 1,
"size": "1024x1024",
"prompt": "スマホブログ用アイキャッチイラスト。テーマは[今回のタイトル]。アスペクト比1:1。【背景】白は使用しない。明るいスカイブルー〜ターコイズ系グラデーションなど、清潔感と未来感のあるやや濃い色調を使用すること。【構図】記事テーマを直感的に表す中心モチーフを大きく配置すること。周囲に記事内容に関連するアイコンや小道具を散りばめること。必要に応じてビジネスパーソンのポップなイラストを1名配置すること。【配色】明るいブルー・ライトグリーン・オレンジを中心に高コントラストで配色すること。暗い色・くすんだ色・重たい雰囲気は一切使用しない。白背景のブログに映える明度の高いカラーを選ぶこと。【テキスト】漫画風の吹き出しを複数配置し、記事内容を端的に表す日本語テキストを入れること。吹き出しテキストは[今回の本文の要約]をもとに4〜5案を自動生成すること。画面上部または中央上部に大きめのタイトルテキストとして記事の核心ワードを入れること。必要に応じてサブテキストも追加すること。【テキスト記述ルール・絶対厳守】括弧類・句点・読点・記号を一切使用しないこと。体言止めまたは短い動詞止めのセリフ本文のみを表示すること。【スタイル】フラットデザイン・漫画風イラスト。スマホで一瞬で内容が伝わる視認性重視。全体の印象は明るく・前向き・ポジティブ・未来感。"
}
このテンプレートをClaudeに渡すと、記事タイトルと本文の要約を自動で埋め込んだプロンプトが完成する。あとはnano bananaに投げるだけだ。1枚のアイキャッチを作るのに、私がかける時間は実質ゼロに近い。
ブログ制作の効率化という観点では、こうしたAIツールの組み合わせがカギになる。画像生成だけでなく、記事本文の構成や文章チェックにもAIを活用したいなら、専用ライティングツールの導入も選択肢の一つだ。
テンプレートの各パーツに込めた意図
このテンプレートは試行錯誤の末に固まったものだ。各ブロックに意図がある。
【背景】の指定について。「白は使用しない」と明示しているのは理由がある。白背景のブログに白背景の画像を置くと、アイキャッチが消えて見える。スカイブルー〜ターコイズ系を指定することで、ページ上で自然に浮き上がる。
【構図】の指定では、「中心モチーフを大きく」という一文が重要だ。スマホで表示したとき、サムネイルサイズでも何の記事かが一瞬で伝わる構図にする必要がある。周囲に散りばめるアイコンは、記事の文脈を補助する役割だ。
【テキスト記述ルール】は最も厳格に管理している項目だ。括弧類・句点・読点をすべて禁止しているのは、AIが生成する画像テキストに記号が混入すると一気に安っぽくなるためだ。「体言止めまたは短い動詞止めのみ」という制約が、吹き出しの視認性と洗練度を両立させる。

英語と比べて実際に感じた差
以前、英語プロンプトで画像を生成していた時期がある。構図は整っていたが、どこか海外テイストで日本のブログデザインとズレる感覚があった。色の選び方、テキストの雰囲気、全体の空気感が、日本語圏のWebデザインに馴染まなかった。
日本語テンプレートに切り替えてから、その違和感が消えた。「白背景のブログに映える」「漫画風の吹き出し」といった日本語固有のニュアンスを、nano bananaはそのまま受け取る。翻訳のロスがないぶん、意図が正確に反映される。
修正回数も明らかに減った。英語で何度も調整していた色味やレイアウトが、日本語の一発指示でほぼ決まる。「英語のほうが精度が高い」という前提は、少なくともnano bananaにおいては成立しない。
なお、アイキャッチ以外の画像編集・高画質化にも興味がある人には、AIで写真を自動補正・高解像度化できるツールも存在する。
eddie’s Advice
プロンプトで大事なのは言語ではなく構造だ。何を・どこに・どんな雰囲気で、という設計図が明確であれば、AIはそれを忠実に実行する。英語で曖昧に書くより、日本語で具体的に書くほうが圧倒的にいい。私がテンプレートにこだわる理由はそこにある。言語の壁より、設計の甘さのほうがよほど品質を下げる。

結論:日本語テンプレートを一度作れば、あとは量産するだけだ
英語プロンプトを勉強する必要はない。翻訳ツールを使う必要もない。必要なのは、「どんな画像を作りたいか」を日本語で構造化する作業を一度だけやることだ。
テンプレートができてしまえば、あとはClaudeに記事タイトルと要約を渡すだけで、毎回一定品質のアイキャッチが出てくる。この仕組みが整ってから、私のブログ制作のスピードは体感で1.5倍以上になった。
言語に悩む時間を、記事を書く時間に変える。それだけで、ブログ運営の密度はまったく変わってくる。

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